インターナショナルスクール 国際バカロレア認定校を見学して

インターナショナルスクールのオープンキャンパスに行ってきました。

その学校は、IB World School(国際バカロレア認定校)で、初等部〜高等部までIBのプログラムを取り入れています。

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。

IB教育推進コンソーシアム

インターナショナルスクールなので、「日本語」クラス以外は全て英語での授業です。

見学した1年生のクラスでは、「English」の授業をしていました。

1年生の「English」の授業

私たちが学校英語で頭を悩ます前置詞

in, on, under

どの場面でどの前置詞を使えばいいのか難しいところを

動画を見ながらみんなで歌い、イメージをつかみやすくしていました。

すでに慣れているのか、歌を一通り歌った後は
自分の身の回りのものを使って、in, on, underを用いた文を子どもたちが発表。

言語なので、使ってなんぼ・・

実際に体を動かし、音に慣れ、どんどん口に出していく

という方法は、1年生にとっては合っていると感じました。


発表することの意義

ただ、子どもが発表するときに間違わないように先生が隣で教えたり、

間違いを訂正して言い直させたり・・

う〜ん・・クラスの前に出て子どもに発表させる意味はなんだろう?

みんなの前に出て、自分で考えた文を発表するという体験は

達成感を味わったり、どんな発表も受け入れるという場の雰囲気づくり

に繋がったりすると思います。

そのはずが、みんなの前で間違いを訂正されて、教師が耳元でささやく文を復唱する・・

もはや「自分の」発表ではなくなっていました。

これでは達成感を感じられないばかりか、「間違ってはいけない」「正しい英語を使わないといけない」となり、発表に消極的になってしまうと思います。

正しい使い方を身につけさせたいのであれば、発表という形ではなく繰り返しチャンツで練習したり、Englishの授業以外でも意識づけしたりして時間をかける必要があると思います。

本来、子どもたちは「見てほしい」「聞いてほしい」という思いがたくさんあります。

そんな思いを満たす「発表の時間」を、大人の枠にはめて正解・不正解の世界に染めないでほしい。。


質の高い教育って・・?

悲しいかな、他の学年でも大体似たような印象を受けて、これ以上見学する価値を見出せず途中で帰ってしまいました。

学習内容はインターナショナルスクールらしく、内容が深掘りされていたり社会課題に照らし合わせて設定されていたり、公立学校とは違うなと感じました。

しかし、どの学年も教師主導であることは変わらず、子どもの気づきや表現方法を否定したりスルーしたりする様子がとても残念でした。

いちばん窮屈に感じたのは、英語を使用することに対する厳格な態度。

あるクラスでは、「英語を使わなかった」減点の記録が児童名とともに正面のホワイトボードに書かれていました。

ここに通えば英語は使えるようになると思います。

それ以外は・・?

ただただ私たちが求める教育のカタチとは程遠いな・・という感想をもちました。

(そもそも金銭的に無理なのに見学に行ったあげくディスってすみません・・)


インターナショナルスクールと一口に言えど、中身は様々です。

有名な教育プログラムや抽象的な理念だけに踊らされないでほしい。

HPやパンフレットはきれいに作られているなぁ。

やっぱり実際に学校を見学してみないと分からないなぁ。

と妙に自信(?)がついた性格の悪い人はこの私です。笑