学校では教えてくれない英語|put yourself out there

今回も、Netflixオリジナルシリーズ『ユニークライフ』の台詞からピックアップしたフレーズを紹介します。

この作品は、自閉症を抱える高校生が恋愛に興味を持ち始めるところからストーリーが始まります。大人への階段を踏み出した青年とその家族の、新しい挑戦の日々をコミカルに描いています。

Netflixオリジナルシリーズ『ユニークライフ』予告編

今回紹介するフレーズは、主人公のサムがカウンセラーのジュリアにカウンセリングを受けているシーンから。

JULIA:
What you said earlier about having a girlfriend?
People in the spectrum date, you know?
You can try to find someone, if you wanted to.

【吹替】
彼女が欲しいと言ってたけど、心配ないわ
あなたのような人達もみんなデートしてるから
あなた次第よ

【字幕】
女性と付き合う話だけど――

自閉症の人も
恋人を見つけてる

探してみたら?

SAM:
How?

【吹替】
本当に?

【字幕】
どうやって?

JULIA:
You just have to put your self out there.

【吹替】
自分から外の世界に出てみるの

【字幕】
勇気を出して踏み出すの

SAM:
Out where?

【吹替】
どの世界?

【字幕】
どこに?

この”put yourself out there”には、次のようなニュアンスがあります。

  • 勇気を出して一歩踏み出してみる
  • 思い切ってやってみる
  • 自分をさらけ出して試してみる

直訳はできないですよね。
ちなみに、Google翻訳だと…

put yourself out there ⇒ そこにあなたの自己を置きます

…だそうです。

まだまだ機械翻訳の処理能力には限界があって、やはりこういう表現は人の手による翻訳が必要です。
そもそも吹替翻訳や字幕翻訳には、尺(台詞の長さ)や文字制限などの特殊な制約があるので、たとえ今後、機械翻訳の精度が格段に上がったとしても、機械翻訳に頼る可能性はほぼゼロに近いのではないかと思います。

ちなみに、個人的には、このシーンの翻訳は吹替版よりも字幕版の方が好きです。
みなさんはどちらの翻訳が好きですか?

 

世界の状況が急速に変化し、新型コロナウイルスの影響も重なって、これまでの常識が常識じゃなくなっている今、新しい挑戦をしようと模索している方も多いのではないかと思います。僕もそのうちの一人です。
自分自身も含めて、新しく何かを始めようとしている方々にピッタリの一言を捧げたいと思います。

“Put yourself out there!”